協力しながら進む
私たちは世界最大の紅茶バイヤーであり、毎年生産される紅茶の葉の約4％を購入しています。また、ハーブティー市場でも重要なプレーヤーです。
私たちは、30カ国のほぼ100万人の農家から調達しており、品質向上とベストプラクティスの促進において重要な役割を果たしています。共に協力し、共同プログラムを展開することで、ポジティブな影響を提供する能力を高めています。
持続可能な調達
天然素材の調達は非常に複雑です。収穫は予測が難しく、また地域ごとに異なる栽培条件に左右されます。さらに、消費者の好みが常に変わるため、需要も変動します。サプライチェーンは小規模農家と大規模農園に分かれており、この複雑さを解決し、消費者に最良の価値を提供するために、私たちは生産者との密な連携に基づく新しいアプローチを開発しています。
目標は、品質の向上とともに、労働者の権利、気候変動の緩和、自然保護を促進することで、サプライヤーにとってより大きな価値を生み出すことです。共に協力することで、今日の要求を満たし、将来にわたって繁栄し、弾力性のある産業を築くための調達エコシステムを構築していきます。
農場まで追跡
責任を果たすためには、トレーサビリティと品質管理が欠かせません。私たちのサプライチェーンは複雑で断片化しており、世界中の約100万人の農家から購入する紅茶の多くはオークションを通じて調達しています。それでも、私たちは各バッチを追跡することができます。透明性を保つために、毎年全ての紅茶サプライヤーのリストを公開しており、調達元は週ごとに異なる場合があります。
農業開発
トレーニングやスキルの開発
教育は、品質と生産性の向上、さらに個人の経済的進展をサポートします。熟練した労働者は、再生可能農業、統合的害虫管理、有機農業などの持続可能な実践をより適切に導入できます。また、市場の動向や環境の変化に対しても、より柔軟に適応し、しなやかに対応できるようになります。知識の共有は個人にとどまらず、コミュニティ全体に広がり、全体の成長を促します。
私たちのビジョンを示す一例として、2024年に開設された「Lipton Tea Innovation & Technology Academy」に投資を行いました。これは紅茶の品質と責任ある慣行に関する新しいグローバル専門センターです。
